1対Nの芝居(オネーギンEvgeny Onegin -あるダンディの肖像-)
2010年10月30日 宝塚(観劇感想) 『オネーギン』観劇してきました。
チケ難民のためサバキ目当てで早起き。無事に観劇できました。
それも超良席!!見知らぬ方本当にありがとうございました。
チケットもないのにふらーっとムラに行くなんて…我ながらやばい境地に入ってきたなぁ。
原作がロシアの文芸作品ということで、難しいことは全く分かりませんでしたが、とりあえずとっても面白かったです。
大好きな雪組で、衣装も綺麗で、話もそこそこ面白くて…幸せでした。
理事の芝居を生で観るのは、実は初めて。
「風の錦絵」はショーだったし。
スカステでよくよく観てるから初めて感はなかったけど。
1対N、すなわち、理事対雪組子の芝居でした。
観る前は理事だけが浮いてるんじゃないかなぁ?と思ってました。
でも、そんなことは無くて意外としっくりきてました。
ヒロインのみみちゃんとなんて、何学年あいてるの?!って感じですが。
理事対みみちゃん、理事対づっくん、理事対リサリサ、そんな感じ。
対ひろみちゃんはちょっと壁があったかなぁ?
2幕のキング以下革命家(なの?)とはもう違う世界でした。
まぁそんな演出だったし。革命家がうだうだ言ってるのを理事が見てるみたいな。別世界的な。
対みみちゃん@タチヤーナ。
ダンスより本が好き、タチヤーナの変わり者なところがみみちゃんの持ち味と意外とマッチしていました。
阪神間では結構有名なちゃらい女子校出身であの通りの美人さんなのに、ヅカファンでヅカに入るために(おそらく)スクールとか通っちゃってたんだろうなぁと思うので。
きっと学校では変わった子扱いだったと思うんですよね。
(完全なる妄想ですが)
しかし、オリガ@さらさちゃんよりタチヤーナが美人なのでどうもおかしい感じがしました。
原作や他の芝居、バレエ等ではどういう風なんでしょう?
タチヤーナは美人設定なの?!
理事とみみちゃんは合ってました。
特にフィナーレ、シンプルな衣装でいかにもデュエットダンス!じゃないのが良かった。
ただ、オネーギンとタチヤーナの人生は一度も交わってないような気がした。
タチヤーナにとってのオネーギンは初恋の人であり一生忘れられない人なのかもしれないけど…。
オネーギンにとってのタチヤーナは…流行病のようなもの。
人妻になったタチヤーナに再会して想いが叶わず、(投げやりになって?)革命に参加するところで芝居が終わるからまるでタチヤーナへの想いが人生のすべてみたいになってるんだけど。
実際はオネーギンの人生はきっとまだまだ続いていって、タチヤーナのことなんてなかったことになるのかなぁと思いました。
原作知らないから全く見当違いなこと書いてるとは思いますが…。
オネーギンが主役だからオネーギン視点で話が進んでいくので、ヒロインのはずのタチヤーナの気持ちがあんまり描かれてなかったです。
それだけ二人の人生は別々にあったってこと。
何かそれはそれで良かったと思う。
みみちゃんの歌が本人比で上手くなっていました。
声が綺麗になっていたのと、音程が正確になってたような気がする。
その代わり以前にも増して声量がなくなっておりました…。
が、がんばれマイク!と何度思ったことか…。
元々声量がなくてカスカスだからなぁ。
ロミジュリまでに腹から声を出せるようになって欲しい!!
ビジュアルは問題ないし、芝居も嫌いじゃないから、普通に歌えるようになったら楽しみだなぁ。
いい意味で空っぽだったねねちゃん@ジュリエットとは違うジュリエットになりそうで楽しみ。
みみちゃんは可愛いんだけど、真っ白純粋な持ち味じゃないから。そこが好きなのであざとさの感じられる役作りを期待しております。
対づっくん@ある革命思想家。
幕開きから理事×リサリサ@ニーナのベットシーンで、その後×づっくんとのベットシーン。
隣の人のオペラが素早くあがったw(ちなみに2列目)
づっくんのことかっこいいと初めて思いました。
何ていうか大きい弟みたいにしか思えなかったから、急に大人になっちゃって!!理事と対等に芝居が出来る大人の男にドキドキしましたよ。
最後は何故かいつものづっくんに戻ってましたが…台詞回しとかが。
ほんと彼は持ち味が若いなぁ。ひろみちゃんにも言えることですが。
真ん中路線じゃないけど脇でもないから、おっさん路線にもいけずということでしょうか。
彼がおっさん路線じゃなくていいから大人な男に脱皮できたらすごく貴重な人になると思うなぁ。
最後にづっくんの役名をオネーギンが言うのですが、聞き取れず。
有名な方なんでしょうか?
ニーナにも公爵夫人@あんなちゃんにも「ちぢれっ毛の彼」って言われてたのがツボでした。
二人の大人な女性といる時のづっくんの佇まいがかっこ良かったです。
エスコートの仕方とか。何かいいなぁ。
対リサリサ@ニーナ。
ニーナとオネーギン。ああいう腐れ縁的な関係っていいなぁ。
愛の比重としてはオネーギンが1ならニーナは10って感じでしたが。
それをぎゃーぎゃー言わずにさらっと身を引くニーナがかっこよすでした。
田舎に帰ったオネーギンを仮病で舞台をすっぽかして追いかけてくるんだけど、タチヤーナを見て「そろそろ帰らないといけないわね」って。
タチヤーナの若さや純粋さに嫉妬をしたり、ましてや戦ったりはしないの。
2幕で再会する時も(街の名前がまったく憶えられない…)パトロン(朝風れいちゃんだったのに笑ってしまった…すまん)の存在を明かすところがオネーギンの負担にならないような気遣いに思えて。
ニーナ素敵です。
でも何度も何度も泣いているんだろうな。
リサリサは本当に上手い。だから歌わせないであげてくれ。
正直、理事と対等に芝居していたのは上記の3人だったと思う。
あとの人はオネーギンと壁があったというか、違う世界の人という感じだった。
特にレンスキー@ひろみちゃんとオリガ@さらさちゃん。オネーギンの二人に対する興味の無さがものすごーくこの物語の底辺にある虚しさを表していたように思う。
この二人のことはまた別の日に。
チケ難民のためサバキ目当てで早起き。無事に観劇できました。
それも超良席!!見知らぬ方本当にありがとうございました。
チケットもないのにふらーっとムラに行くなんて…我ながらやばい境地に入ってきたなぁ。
原作がロシアの文芸作品ということで、難しいことは全く分かりませんでしたが、とりあえずとっても面白かったです。
大好きな雪組で、衣装も綺麗で、話もそこそこ面白くて…幸せでした。
理事の芝居を生で観るのは、実は初めて。
「風の錦絵」はショーだったし。
スカステでよくよく観てるから初めて感はなかったけど。
1対N、すなわち、理事対雪組子の芝居でした。
観る前は理事だけが浮いてるんじゃないかなぁ?と思ってました。
でも、そんなことは無くて意外としっくりきてました。
ヒロインのみみちゃんとなんて、何学年あいてるの?!って感じですが。
理事対みみちゃん、理事対づっくん、理事対リサリサ、そんな感じ。
対ひろみちゃんはちょっと壁があったかなぁ?
2幕のキング以下革命家(なの?)とはもう違う世界でした。
まぁそんな演出だったし。革命家がうだうだ言ってるのを理事が見てるみたいな。別世界的な。
対みみちゃん@タチヤーナ。
ダンスより本が好き、タチヤーナの変わり者なところがみみちゃんの持ち味と意外とマッチしていました。
阪神間では結構有名な
きっと学校では変わった子扱いだったと思うんですよね。
(完全なる妄想ですが)
しかし、オリガ@さらさちゃんよりタチヤーナが美人なのでどうもおかしい感じがしました。
原作や他の芝居、バレエ等ではどういう風なんでしょう?
タチヤーナは美人設定なの?!
理事とみみちゃんは合ってました。
特にフィナーレ、シンプルな衣装でいかにもデュエットダンス!じゃないのが良かった。
ただ、オネーギンとタチヤーナの人生は一度も交わってないような気がした。
タチヤーナにとってのオネーギンは初恋の人であり一生忘れられない人なのかもしれないけど…。
オネーギンにとってのタチヤーナは…流行病のようなもの。
人妻になったタチヤーナに再会して想いが叶わず、(投げやりになって?)革命に参加するところで芝居が終わるからまるでタチヤーナへの想いが人生のすべてみたいになってるんだけど。
実際はオネーギンの人生はきっとまだまだ続いていって、タチヤーナのことなんてなかったことになるのかなぁと思いました。
原作知らないから全く見当違いなこと書いてるとは思いますが…。
オネーギンが主役だからオネーギン視点で話が進んでいくので、ヒロインのはずのタチヤーナの気持ちがあんまり描かれてなかったです。
それだけ二人の人生は別々にあったってこと。
何かそれはそれで良かったと思う。
みみちゃんの歌が本人比で上手くなっていました。
声が綺麗になっていたのと、音程が正確になってたような気がする。
その代わり以前にも増して声量がなくなっておりました…。
が、がんばれマイク!と何度思ったことか…。
元々声量がなくてカスカスだからなぁ。
ロミジュリまでに腹から声を出せるようになって欲しい!!
ビジュアルは問題ないし、芝居も嫌いじゃないから、普通に歌えるようになったら楽しみだなぁ。
いい意味で空っぽだったねねちゃん@ジュリエットとは違うジュリエットになりそうで楽しみ。
みみちゃんは可愛いんだけど、真っ白純粋な持ち味じゃないから。そこが好きなのであざとさの感じられる役作りを期待しております。
対づっくん@ある革命思想家。
幕開きから理事×リサリサ@ニーナのベットシーンで、その後×づっくんとのベットシーン。
隣の人のオペラが素早くあがったw(ちなみに2列目)
づっくんのことかっこいいと初めて思いました。
何ていうか大きい弟みたいにしか思えなかったから、急に大人になっちゃって!!理事と対等に芝居が出来る大人の男にドキドキしましたよ。
最後は何故かいつものづっくんに戻ってましたが…台詞回しとかが。
ほんと彼は持ち味が若いなぁ。ひろみちゃんにも言えることですが。
真ん中路線じゃないけど脇でもないから、おっさん路線にもいけずということでしょうか。
彼がおっさん路線じゃなくていいから大人な男に脱皮できたらすごく貴重な人になると思うなぁ。
最後にづっくんの役名をオネーギンが言うのですが、聞き取れず。
有名な方なんでしょうか?
ニーナにも公爵夫人@あんなちゃんにも「ちぢれっ毛の彼」って言われてたのがツボでした。
二人の大人な女性といる時のづっくんの佇まいがかっこ良かったです。
エスコートの仕方とか。何かいいなぁ。
対リサリサ@ニーナ。
ニーナとオネーギン。ああいう腐れ縁的な関係っていいなぁ。
愛の比重としてはオネーギンが1ならニーナは10って感じでしたが。
それをぎゃーぎゃー言わずにさらっと身を引くニーナがかっこよすでした。
田舎に帰ったオネーギンを仮病で舞台をすっぽかして追いかけてくるんだけど、タチヤーナを見て「そろそろ帰らないといけないわね」って。
タチヤーナの若さや純粋さに嫉妬をしたり、ましてや戦ったりはしないの。
2幕で再会する時も(街の名前がまったく憶えられない…)パトロン(朝風れいちゃんだったのに笑ってしまった…すまん)の存在を明かすところがオネーギンの負担にならないような気遣いに思えて。
ニーナ素敵です。
でも何度も何度も泣いているんだろうな。
リサリサは本当に上手い。だから歌わせないであげてくれ。
正直、理事と対等に芝居していたのは上記の3人だったと思う。
あとの人はオネーギンと壁があったというか、違う世界の人という感じだった。
特にレンスキー@ひろみちゃんとオリガ@さらさちゃん。オネーギンの二人に対する興味の無さがものすごーくこの物語の底辺にある虚しさを表していたように思う。
この二人のことはまた別の日に。
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