DiaryNoteさんには下書き機能がないのだろうか…。
 書きかけでアップしている日記をどうしたものだろう。
 
 
 と、ここから本題。
 
 毎朝、スカステで宝塚ニュースを観ながら準備をする。
 だから世の中の出来事にとことん疎い。
 社会人としてどうかと思うけど、日課だから仕方ない。

 スカステは7月開局だから、毎年7月に色々仕様が変わる。
 スカフェの交代はその最たるものだけど、宝塚ニュース内のミニコーナーも変わったりする。

 今年はニュースの終わり近くに「あの日あの時宝塚」というコーナーが出来た。
 「今日は何の日」の宝塚バージョン。
 普通に戦前だったりする日もある。
 スカフェがわざとらしくポーズ付きで「あのひ、あのとき、たからづか!」と言うのも楽しみのひとつ。
 (星スカフェりりか嬢がやり過ぎなのはまた別の話)
 
 今日は、2008年だった。
 
 ええ、そうです。
 2年前の今日、あの伝説の「マリポーサの花」新人公演が行われたのです!

 ニュースを観て、これを語らずにはいられない!と

 新公は雪組以外観たことないし、観ているのも「君愛」以降の6公演で、分母が小さ過ぎるが、間違えなくあの新公は伝説だと思う。

 それを証拠にうちのへなちょこHDD(容量激小)にいつまでも消されずに存在している。
 殆どの公演が1度観ただけで消されるのにw

 伝説というべき所以は色々あるけど
 何よりも大湖せしるさんの浮きっぷり。

 最後の新公で初主演。
 ものすごーく気合いが入ってたんだと思う。
 とにかく、見た目も芝居も何もかも周囲から浮いていた。

 オープニング、登場した瞬間…吹いた(ごめん)。

 どうしちゃったの…髪型…。

 チャモロのもじゃパーマをどうするんだろう、という話は確かにしていた。
 でもネロはもじゃパーマでも差し支えない気もする。
 だからあのままなんだろうな、と思っていた。

 しかし、大湖さんはもじゃパーを無理矢理なでつけていた。
 頑固なもじゃパーはなでつけをかわし、何かすんごい形になっていた。
 や、やんきー??…

 そして、歌。

 いや、歌が得意でないことはみんな知っている。
 観てる人全員「歌がんばれ」って思ってたはず。

 しかし、大湖さんはその斜め上で高らかにお歌いになれていた…。
 な、なぜその音程でそんな気持ち良さそうに歌えるのだ??

 そして、そして、芝居。
 だ、誰とも噛み合ってない。

 研7とはいえ初主演で、せしるんはどっちかというとビジュアルとダンスの人だし、お芝居とか歌の人じゃないから色々大変だったんだと思う。
 おまけにハリーだし。

 そのうえ相手役、男2,3がみんな下級生で…。
 近くに同期がいなかったのも可哀相だった。
 しゅーまいあたりが路線の役だったら良かったのかもしれない。
 でも、しゅーまい@フェルッティさんは外せないしなぁ。

 相手役のみみちゃんは研2。
 前回のバウで初めて役がついたもののヒロイン経験無し。
 本公でもいきなり娘2ポジの抜擢だったけど、かなりの棒読みだったし。
 彼女も余裕なんて無かったと思う。

 そして、男2がりんきら(研3)、男3が咲ちゃん(研2)。
 こいつらがですねぇ、先輩を立てる気がなくてねぇ…。
 まぁ自分のことでいっぱいいっぱいだったんだと思いますが。
  
 2人とも技術的なことはせしるんを上回ってるから、容赦ない。
 特に歌。
 前も書きましたが、咲ちゃんの「さぼらみ」は半端なかったし。

 ネロ@せしるんとリナレス@咲ちゃんの芝居が1番合ってなかった。
 リナレスを探し出してベンチで話すところ。
 わー咲ちゃんやりにくそう、と思った記憶がある。(そっち?)

 りんきら@エスコバルの「俺は生きて何を」がねぇ、もう本当に良くて。
 ゆみこさんの歌が素晴らしいのはデフォじゃないですか。
 新公観劇時、2度ほど本公を観てたはずなんですがこの歌は特に気に留めてなくて…。
 (銀橋の歌の方が心に残ってた)
 りんきらが歌ってるのを聞いて初めて「こんなにいい曲だったんだ」と気付いて。
 宝塚の歌でこんなに切なくなったのは初めてだった。
 私がりんきらを舞台上で探すようになったのは、これがきっかけ。

 そう考えるとせしるんも落ち着いたなぁ。
 アイザック@「ロジェ」なんて普通だもん。
 いや、彼は真ん中近くにくると暴走するだけで(エリザ新公@ルキーニとか)脇では前から落ち着いてたのかもしれないけど…。
 黒天使なんて、涼しげで美しかったのにな。

 あ、最後に誤解がないように言いますが
 せしるんのこと大好きですよ!

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